「渡辺千尋 復刻の聖母」展が練馬区立美術館で開催。

不忍画廊2014年最初の企画展は「渡辺千尋 “象の風景、ふたたび。”」
練馬区立美術館で開催中の展覧会期後半に合わせて企画。まず美術館展示風景をご紹介致します。
(美術館の許可を得て、撮影・公開しております)
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「渡辺千尋 復刻の聖母」
2013.11.30~2014.2.9
会場:練馬区立美術館





↑ ビュラン

代表作〈象の風景〉シリーズが収録された渡辺千尋銅版画作品集『象の風景』 1988年刊行
翌(1989)年ポーランド、チェコ等で個展開催、日本でも東京、長崎、大阪で開催され
<象の風景>シリーズは、チェコ国立美術館に収蔵される。 没後、多数の国内の公立美術館にも収蔵される。

<象の風景>シリーズ


展示室中央にはグラフィックデザインの仕事や初期ドローイングを展示。




<象の風景>シリーズの代表作

↓ 「セビリアンの聖母」の復刻を綴った『殉教(マルチル)の刻印』2001年小学館刊。
第8回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞

↓ 練馬展開催に合わせ復刊
『殉教の刻印』2013年12月 長崎文献社刊行

『殉教の刻印』原稿



1996年、長崎県有家町(現南島原市)の依頼により日本最初の銅版画「セビリアの聖母」を復刻
渡辺千尋 彫り/摺り による「セビリアの聖母」とその原版


渡辺千尋ポートレイト(撮影:鬼海弘雄)