門坂流へのオマージュⅡ 鈴木敦子

流れる時間 2018 木版画 150×225㎜

【コメント】
「どんな小説家が好きなの?」と、門坂さんの展覧会(不忍画廊が八重洲にあった時)に行った際、聞かれたことがあります。
何名か名前を挙げている中で好みが一致する方がいました。
なんだか親近感を感じたのを覚えています。

最後にお会いしたのは金子みすゞの詩に合わせた作品を制作した展覧会を不忍画廊で展示して頂いた時。あまり具合の良く無い中、立ち寄ってくださいました。
体調がすぐれなくてもきちんとお洒落されていて。
洒落た老眼鏡を首からお掛けになっていました。
老眼になり初めの私は興味深く購入先を教えて頂いたものです。
今思い出すのはそんな親しみやすい印象を持った門坂さんの姿です。