2013年6月3日(月)~6月23日(日) 6月9日,16日休廊 11:00~18:30
作家在廊予定:6/3(月),8(土),15(土),22(土),23(日)
戦後の現代版画を牽引し国際展でも数多くの受賞を重ねた駒井哲郎と池田満寿夫は、若く新しい才能を見抜く力も兼ね備えていました。北川健次もその内の一人であり、まだ20代前半頃にかけられた二人の言葉は、その後の作家活動に大きな勇気と自信を与えてくれたそうです。
今回は、北川健次のコラージュ最新作約30点、銅版画、オブジェを中心に、2作家の知られざる名作を、北川のテキストとともに展示する試みです。駒井哲郎は、「果実の受胎」「鳥と静物」などアクワチントの名作など、池田満寿夫は、西脇順三郎との共作詩画集 『トラベラーズ・ジョイ』 全作品を展示いたします。
定まった評価や既成概念に捉われず、自らの眼と魂で「名作」を見出すことのおもしろさを感じていただけるような展示となっております。
「名作のアニマ 駒井哲郎・池田満寿夫・北川健次によるポエジーの饗宴」について、北川健次が書いたテキストをご紹介しています。
また、池田満寿夫美術館学芸員 中尾美穂 『池田満寿夫と70年代-マルチプルな活動』も掲載しております。
http://orangerabbit84.sakura.ne.jp/shinobazu-2012/artists/kitagawa-kenji/5873/
北川健次オフィシャルサイトに本人によるコラムが掲載されています。
北川健次オフィシャルサイト/コラム 『東京日本橋・不忍画廊』