人間のすべてⅠ(絶作) 1997 リトグラフ 446×330
無名画家から一気にスターへ。衝撃デビューの‘60年代から急逝した1997年まで時代を駆け抜けたアーティスト池田満寿夫(1934~1997)。常に手法・スタイルを破壊・変貌させてきたその全貌を一括りに捉える事は難しい。
今展では舞踏家・土方巽との親交から生まれた《誕生・あんま(土方巽のために)》をはじめ、一貫して興味を持ち続けていた「舞踏・ダンス・身体」をテーマにした初期~晩年までの銅版画、リトグラフ作品を中心に20余点を展示いたします。
アトランタオリンピックの新体操選手をモティーフにしたとされる絶作「人間のすべて1~3」も特別出品いたします。
Masuo芸術を遺産=レガシーとして見直す企画展です。
テキスト:中尾美穂(池田満寿夫美術館学芸員)カラー12頁 予価540円
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池田満寿夫と親交のあった北川健次氏。池田満寿夫へのオマージュ作品、伝説のバレエダンサーをモチーフとした作品やオブジェなどを展示致します。
Portrait of Masuo Ikeda 2006 銅版画