17-8 「栗毛・野次馬・フェルメール」 2017 紙、アクリル 35×42.5
『月刊 日本橋』 2017.8月号掲載
古い資料と現代の街を重ね作品化する美術作家ふるかはひでたか。
タウン誌 月刊『日本橋』に連載された絵と文によるコラム『江戸東京訪子歩記』の原画を中心に展観いたします。
「文献を紐解きながら歩けば地続きの江戸が見えてくる」とふるかはは言います。また「目まぐるしく景観の移り変わる東京にあっても、江戸から受け継がれた食文化、つまりお皿の上には江戸の景色が残っている」とも。
本展ではそんな都市風景や食文化をテーマとした作品も併せお楽しみ戴きます。
19-8 「名所絵考」 2019 紙、アクリル 32×41
『月刊 日本橋』 2019.8月号掲載
「たべあるき- 握り鮨」 2019 アクリル、紙 17.7×72
– オンライン展覧会 –
– ふるかはひでたか –
1968年 愛知県生まれ。
1994年 東京藝術大学大学院壁画専攻修士課程終了。
近年は土地の歴史を紐解き、現代の街に重ねて作品化する発表を軸に活動。ビジネス誌「医薬経済」では表紙絵を創刍から担当。パークホテル東京31Fアーティストルーム「江戸-東京」制作。(宿泊可)
主な展覧会 :「『江戸-東京』〜皿の上」(不忍画廊2016)、「光陰/ひかり・かげ・とき」(岡崎市立美術博物館2012)、「本ノ来タ道/其処ニ這フ草」(アインソフディスパッチ2018)、「東京/遷ろう景色」(銀座三越2020)他
池田満寿夫「天平時代A」 1989 リトグラフ 66×51
小展示室では『池田満寿夫&JAPAN 展』を同時開催致します。
池田は陶芸などを通じ(早すぎる)晩年は<日本回帰>に向かいました。
書、陶、版画、コラージュ、関連書籍など10点ほどを展示いたします。
*2021年を通じて池田満寿夫作品の小特集をマンスリー企画で行う予定です。