昨年4月に永眠された日本を代表するエングレービング作家・門坂流氏ご遺族寄贈の銅版画プレス機が池田満寿夫美術館に寄贈されました。
このプレス機は池田が多忙を極めた時代に銅版画制作を支えた刷り師・林グラフィックプレスの林健夫氏が使用、門坂さんが町田にアトリエを建てた際、新しくプレス機を購入した事もあってプレゼントされたと生前の門坂さんから良く聞いていました。
奥様より、プレス機寄贈のご承諾を得て昨年11月頃に届け無事に展示、今回ようやく見にくる事が出来ました。
プレス機だけでなく門坂さんのビュランやパネル資料も一緒に展示していますので、いつか門坂さんのファンの方にもご覧頂きたいとおもっています。