斎藤真一展 「初期名作と瞽女・さすらい」 会場風景

<初期の名作・滞欧作>


「アコーディオンを弾く少年」1962年と、「イタリア アッシジの女」1959年(滞欧作)


1960年前後の初期作品


「楽師」1964年(『斎藤真一放浪記』美術出版社掲載)

<越後瞽女日記シリーズ>


「たき瞽女の唄」1971年頃 下:斎藤真一旧蔵の瞽女写真
(このスペースでは瞽女唄が流れています)


「陽の唄」1982年(池田敏章氏蔵)
上:上越市に100点以上寄贈した池田氏のコレクションの第1号
下:2012年上越市立総合博物館で開催された「池田敏章コレクション 斎藤真一 瞽女」展の図録

 
右手前の作品:「帰郷」1965年は、瞽女を描き始めた頃の初期作品として、
没後の回顧展には必ず出品される小さな名作

<さすらいシリーズ>


左:「花園の少年」1979年      右:「フルート」1979年
斎藤作品に登場する男のモチーフには道化師や楽師が多い

 <同時開催:「斎藤真一のアトリエより」コーナーへ>

左奥:「三人の子供」1961年  右手前:「アッシジにて」1959年(滞欧作)
コンテやペンで描かれたデッサン、線描などに画家の本質が垣間見え味わい深い

左の写真が何枚も貼られたパネルには直筆を使用したキャプションが添えられている
右上の写真は、1959年、藤田嗣治のパリのアトリエで撮影された貴重な2ショット

 


アトリエに遺された、未完の作品、イーゼルなど


作品のモチーフには、異国の地で求めたアンティークが良く登場した。



遺された絵具や、筆、蔵書、制作中に聞いていたCDなど

<会期中限定のショップ>

斎藤真一が生前承認しながら直筆署名出来なかったリトグラフ、
生前・没後に開催れた貴重な展覧会図録、ポストカードなど