#S|成田朱希新作展 “春と修羅”

「スカートの下の劇場」  2020  油彩、キャンバス 727×606(F20)

まず観客は、満月の夜、空になびくロングヘアの美少女を見上げながら、赤いスカートの下の襞襞に侵入して頂きます。
襞襞は、白木蓮の花びらのような生地に、ふんわりとソルティスの刺繍を纏いシャンパンゴールドのスパンコールや真珠で施され
キラキラとシルキーなとろみを感じつつ幾層もの分厚いドレープを掻き分け窒息しそうになりながらくぐり抜けねばなりません。
襞襞のホワイトアウトが続く中、視界は突然解き放たれると壮大になり、レッドカーペットからなる巻き貝のような骸骨のような階段の頂上に、劇場内部を開ける扉がございます。扉の向こうから薄く肉桂の香りと芸者囃子が聴こえ、開演のベルが鳴るのです。・・・成田朱希「スカートの下の劇場」ステートメントより

〈ブログでステートメント全文を公開しています。〉

 

 

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