斎藤真一(1922〜94)は瞽女(上越地方を中心に活動していた盲目の女旅芸人)がかつて見た「赤」を描きました。
G・ルオー(1871〜1958)は、キリスト教をテーマにした、精神性の高い崇高な「黒」を描きました。
池田満寿夫(1934〜97)は、生活の中の風景を落書き風に描いた代表作で「赤」と「黒」を効果的に取り入れました。
3作家の秀作を中心に《赤と黒》の作品を集めた企画展です。
また、ムンク、ルドンなどのモノクローム作品も合わせて展示いたします。
斎藤真一 「高田瞽女 廣田家」 1970年頃 油彩 33.3×24.2 (F4)
池田満寿夫 「天使の扉」 1963 銅版画 36.5×34 ed20
Gルオー 「ミセレーレXLV 死は彼らを奪いぬ、いら草の床より出でしとき」 1922 銅版画 53.7×33.2 ed425
*会期最終3日間(4/25木|26金|27土)は、日本橋・京橋100軒以上の
美術店が参加する 東京アートアンティーク に不忍画廊も参加いたします。